- 名古屋の注文住宅・自然素材の木の家「オーガニックファクトリー」TOP
- オーガニックファクトリーコラム
- 失敗例から学ぶ注文住宅を成功させるコツ
失敗例から学ぶ注文住宅を成功させるコツ
注文住宅は高額なだけに失敗はしたくないもの。多くの方は一生に一度の経験なだけに、どうしたら良いのかわからない方が多いのではないでしょうか。そこで今回は失敗例をもとに、より良い家づくりができるように学んでいきましょう。
注文住宅のリビングにありがちな失敗例
リビングは多くの時間を過ごす場所なので、快適で居心地の良い空間にしたいところです。
・冷暖房の効きが悪い、、
安易に吹き抜けを設けることで暖房の効きが悪くなりがちです。シーリングファンの設置や建物の断熱性能をあげるなどして対策を講じたいところです。
・リビングが動線上にあり落ち着かない
リビングが他の部屋への動線上にあり、家族の往来が多く落ち着かない、中にはTVの前を横切らないといけないなんてことも。そうならないためにも動線計画をよく考えて家族の気配を感じながらも落ち着いた雰囲気を作れる場所に設けたいところです。
・人目が気になる
リビングの南側に大きな窓をつけることが多いですが、道路や隣家に面していて人目が気になり昼間からカーテンを閉めないと過ごせないなんてこともありがちです。そんな時は目隠し塀とセットで窓配置を考えたり、吹き抜けを設けて窓の位置を思い切って高い場所に持ってくると案外明るくて落ち着いた空間になるのでおすすめです。
注文住宅のダイニングにありがちな失敗例
ダイニングは主に食事をするための部屋なので、落ち着いた雰囲気に設え、食事に集中できるようにしたいですね。
・リビングと同じ雰囲気になってしまい食事に集中できない。
リビングに隣接して作ることが多く、そのためリビングと同じ雰囲気になりがちです。ダイニングはリビングよりも天井高を抑えたり配置をずらしたりして、やんわりと雰囲気を変えることで、食事に集中できる落ち着いた空間が確保できます。
・照明の位置が適切ではない
ダイニングの照明でよく使われるペンダントライト、空間のアクセントとなるためお気に入りのデザインのものを取り入れたいですね。ですが、いざ取り付けてみるとダイニングテーブルとの位置が少しずれていたりすることもよくあります。横にずらすためのフックなどもありますが、その場所に下地が入ってなくずらせないこともあります。そうならないためにも設計の段階でしっかりと打ち合わせしておくことが大切です。折角の注文住宅なので、細部にまでこだわりたいですね。
注文住宅のキッチンでありがちな失敗例
キッチンは毎日使う場所なので、ストレスなく快適に作業ができるようにしたいですね。
・キッチンまわりの壁や床が汚れてしまう。
キッチン周りの壁には油汚れがつきやすいので、タイルやキッチンパネルを使うことが一般的です。油は結構広範囲に飛ぶためタイルなどが貼っていないところにまで汚れがついてしまうこともよくありますので、貼る範囲は少し広めに設計段階でしっかりと検討しましょう。また床にはどうしても油や水が垂れてしまうので、無垢フローリングなどを使わずフロアタイルなど染みにならず拭きやすい材料を使用しましょう。
・コンセントが足りない
キッチンまわりは電子レンジ・電気ケトル・オーブントースターなど高容量の電気をつかう家電がたくさんあります。そのためコンセントの容量や数が足りずタコ足配線になったりブレーカーが落ちてしまったりすることがよくあります。そうならないために家電の配置を考えた上で2つ最低でも1つは高容量に耐えうる専用コンセントを設けることがおすすめです。
・キッチン通路幅が狭い
対面キッチンの場合、キッチンと背面収納との通路幅が狭く2人で使うとストレスになってしまう、なんてこともよくあります。そうならないためにも通路幅は100センチ〜110センチが理想的です。逆にあまり広すぎても使いにくくなってしまうので、注意が必要です。1人で使う想定なら最低80センチあれば問題ありません。
せっかく注文住宅を建てるのですから、設計段階で経験豊富な担当者に失敗例をたくさん聞いて理想の家を手に入れましょう。